こんにちはmoko(@moko7days)です。
大学生をやる傍ら、塾講師をしています。中学生相手に、講義形式であったり1対1で生徒に教えていく中で「人が自分のいうことの半分も理解していない」ことに頻繁に気付かされます。それはもうこいつら耳ついてんの?耳クソ溜まってんじゃないの?ってくらいには聞いてません。
そこで、僕は人って思い通りには動かない、自分のいうことをほとんど聞いてないってことに気付いたんです。
そのことに気付くと、あらゆる対人関係でイライラすることが少なくなると思います。
人は自分で心の底から思った事にしか反応しない
授業をしていくなかで、僕はこういうわけです「ここ大事だからしっかり覚えておいてね。テストにもよく出るよ」と。
けれども、テストをしてみるとやっぱり解けない。「あんだけ大事だっていったのにこんちくしょう」と頻繁に思いますよ。
でも、こういう子達も受験を控えると変わってきます。自分の行きたい高校が決まって自主的に勉強するになると変わるんです。僕の授業で散々「大事だよ」といっても覚えられなかった知識、それが自分で勉強し始めると覚えるんですよ。
つまりは人は自分自身で納得した、理解したことしか自分のものにならないってことです。
これは中学生だけに言えることじゃないとおもうんです。子供だろうと大人だろうと、自分にとってつまらない話は頭に入らない。楽しい話は何時間でも聞ける。そう、人は主体性がないとなにも身に着けられないんですよ。
(主体性がなくても例外として必要性に迫らる状況になれば人はやります)
何度も話すことが大切。一回で理解してもらえると思うな。
自分から相手に話しても、相手が積極的に聞いてくれないと、自分の言葉は相手に届かないってことになります。
それを解決するには、話を面白くするか、根気よく何回も話すしかありません。
これだけ見ると「あ~めんどくせ」って思いますが、この事実を理解しておくのって大切だと思うんです。
人が自分の思い通りに動かないってことがわかっていれば、人にイラ立つことが少なくなります。
例えば、部下に仕事を教えたとしましょう。その後、部下が先ほど説明した個所について「これってどうすれば...」のように聞いてくるとします。
普通だったら「さっき説明したじゃろがい一回で聞けやボケナス」と思いますよね。でも、人は思い通りに動かないってわかっていればそういう風に思うこともなくなります。
もちろん社会人になったら一回の説明で理解する努力をしろって話は今置いてますよ?
なので、人に何かをやらせるときに人は思い通りに動かないことを前提にして動くと、自分の精神衛生的にいいと思います。
ではでは、また今度。