僕はけっこう小さいことで悩むタイプで、この性格にはホトホト参っています
この性格はどうしようもないので不安とうまく付き合う方法を模索した結果、
僕は悩みや不安はすべて紙に書き出すことにしました
頭の中でおおきくなる不安
僕はちょっとした悩みがでてくるとグズグズひきずって悩みまくります
特に人間関係の悩みには敏感で「あの人に嫌われたかな...」なんてことで悩むのはしょっちゅうです
それに加えて、大学生活の悩み。就活への不安。将来に対する漠然とした不安などなど数えだしたらキリがありません
そうして頭の中を埋め尽くした不安や悩みたちはモクモクと雲のように膨張していき僕の思考を支配していきます
寝ても不安で、起きても不安。不安、ふあん、ふぁんの連続
一度紙に書き出して整理してみた
不安でいっぱいになって、なーんにも手につかなくなった僕はもうどうしたらいいかわからず、自分でもよくわからないものを誰に話せるわけでもないので紙に不安を書きなぐったんです
もう、思いつくものから全てダダダダダと書いてきました
真っ白なA4容姿に文字通り書きなぐりました
次第にスッキリしていく頭
はじめはどうしようも無くて、とりあえず書きなぐっていました。だけどもこれが意外と良かったんです
不安や悩みを紙に書き出すことで、頭の中を埋め尽くしていた形の無い「敵」が、紙の上に現れて目に見えるようになったんです
そして、ようやく見えた「敵」を落ち着いて眺めてみると、何かが解決したわけではないのになんだか不安が消えたような心持になったんです
紙に書いただけで人間関係が良くなるわけじゃないし、就活に成功するわけでもない。だけど、確かに頭の中のもやもやはスッキリと消えるんです
これ、僕だけかと思ったらちゃんと理由があるみたいですね
実はこれ、第3の記憶と呼ばれる「ワーキングメモリー」と関係しています。
記憶には最近の出来事を覚える短期記憶と、昔のことを覚えている長期記憶があります。しかし、この2つの記憶だけでは、何かと生活が不便です。そこで発達したのが情報を一時的に保つワーキングメモリーという機能です。
~中略~
ところが、ワーキングメモリーにはウィルパワーと同じく個人差があるものの、一定の容量があります。
~中略~
なぜ、「試験に関する不安を書きだす」と成績が向上するのか。その理由は、ワーキングメモリーにあります。プレッシャーを受け、試験に対する不安が高まると、ワーキングメモリーが心配事だけで手一杯になてしまうのです。
ところが、紙に書き出すことで心配事が外に吐き出されるのです。その結果、ワーキングメモリーがリセットされ、空き容量が増えるという仕組みです。
僕が感じたことはそのまんま正しかったみたいです。
頭の中の容量には限りがあって、悩みや不安がいっぱいになると、他のことを考える余裕がなくなってしまう
それを紙に書き出すことで頭の容量を空けることができるってっことらしいです
何はともあれ、不安や悩みは紙に書き出すと不思議とスッキリしますよ